Overseas Trip
高校に入学する前にG合唱団の四年に一度の海外演奏旅行にあたった。
念願の高校に受かった。
だからきっと塾の先生も春期講座行けなくても許してくれるよ。
そう思い、初めての海外に行きました。
随分前のことなのでどこまでが事実なのか覚えていませんが、
(全てが事実だとは限らない。)
そんなのもありでしょう。(笑)
せめてしおりでも見つかればなぁ。
1:出陣の朝
夜はよく眠れた。
外はまだ寒く、日がさすかささないかの時間、家を出た。
荷物は既にまとめて空港へ送ってあったので、最小限の荷物でよかった。
集合場所の大船駅、よかった。まだ全員は来ていなかった。
たわいもない話をしている内に人数が揃いはじめ、時間が来た。
初めての成田エクスプレス、思っていたよりも中は広く心地よかった。
最年少は小三だった。
心配なのだろう。空港までついてくる親が何人かいた。
乗車中に弁当がでた。おにぎり弁当、おにぎりが数個と唐揚げが数個。
食欲は出なかった。緊張していた。
これから起こることは何もかもが初めてであったのだから…。
下の学年の人とトランプをやっている内に空港に到着。
余分に時間をとりすぎていたせいか待合所で何十分も待たされることになった。
ついて来た親達ともここでお別れ。泣く人は……いなかった。
そして飛行機の中へ。
2:フランスへ向けて
何とか席へ着いたもののはしゃぐ小学生。
班長になった人が怒鳴り散らす。静まった。
離陸。
案内放送が入る。
「フライトの時間は十一時間四十分を予定しております……。」
隣りに座ったS君とトランプをして時間をつぶす。
お酒を飲んでいる神父様がいらした。私は理解に苦しんだ。
(練習の場を借りている教会の付き添いで、フランスの方に友達がいらっしゃったらしい)
何度か寝るように先生に言われる。
一つわからなかった。何故目が覚めると機内が暗くなっているのか。
サービスかね。すごいね。
外の景色はずっと明るかった。途中ロシア上空らしき所を飛ぶ。
地面が白く見えた。私も少し感動。写真を撮っている人がいた。
別にいいけどね。何かが自分の中でもやもやしていた。
「着陸態勢に入ります……。」
着陸。
予定どうりのフライトだった。外はもうフランスです。
3:フランスの風
日本の空港とは違い、周りが自然だった。
道も広く、密集している感じを全く受けなかった。
空港からはバスでホテルへ。
初めての景色が目の中に次から次へと入ってきた。
街並みがきれいだった。建物一つをとっても綺麗に装飾されていた。
フランスではローラーブレードがはやっていたらしい。
ブレーダー達に作られた法があるとかないとか…(おそらく嘘)
ただ一つ目に付いたのは、ベビーカーをおしている人だった。
ホテルについて部屋に行く。
もう夜の時間なのに外は明るかった。夏時間がどうのとか…。
一つここで私はミスをした。
ふとんのカバーだけはがして寝ていたので寒いのなんの。
毛布を下に敷いて寝ていた。だから背中は暖かかった。
風邪をひかなくてよかった。
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