グロリア男声合唱団は、鎌倉雪ノ下カトリック教会にて、グロリア少年合唱団の卒業生を中心に組織され、約10年の間、児島百代氏の指導のもと、少年合唱団の縁の下の力持ちとして、地味ながら着実に活動を続けてきた。1977年、少年合唱団の長崎演奏旅行に同行した後、男声合唱団として独自の活動もすることになり、インスペクター制をとった。その後はインスペクターを中心に活動し、吉川清氏を常任指揮者に招き、1977年11月に鎌倉商工会議所ホールでの男声初めての特別演奏会を成功させ、1979年4月の聖堂演奏会では、男声合唱団と北鎌倉女声合唱団とのジョイントで、ヘンデルの「メサイア」全曲の公演を成功させた。
その後、常任指揮者をおかず、団員が中心になって音楽を創り上げる形で、手作りの演奏会を行ってきた。雪ノ下教会2階のホールで行なった3回のサロンコンサートをはじめとして、その時々にテーマを決めて能動的な演奏活動を行なってきた。
しかし、メンバーの多くが独身生活に別れを告げると共に、それぞれの社会的責任も増し、集まることが困難になり、1997年の二俣川教会でのチャリティーコンサートを最後に、独自の演奏活動は休止している。
そのような中でも、少年合唱団の演奏会では男声パートを受け持つことが多く、少年合唱団とは共に協力し合う体制をとっており、少年達に対する音楽的、精神的指導も、男声合唱団の重要な役割となっている。
レパートリーは中世宗教音楽から現代曲まで幅広く、中でも黒人霊歌の演奏では高い評価を得ている。また、少年合唱団のイタリア演奏旅行にも同行し、中世宗教音楽を演奏し絶賛された。第二回カナダ演奏旅行、第三回フランス・スペイン演奏旅行にも同行している。