↓グロリア少年合唱団入団案内より
昭和34年創立の我が国でも数少ない少年だけの合唱団です。創立当初は数える程しかなかった子供の合唱団も、その後各地に続々と生まれ、活動しています。しかしその多くは少女を主体とした少年少女合唱団であり、4声部からなる少年だけの混声合唱団というのは貴重な存在となっています。
創立
1959年、鎌倉カトリック雪ノ下教会の中に、7名の少年を集め本格的な音楽を通じて、少年期から青年期の豊かな人間形成を目的として創立されました。
小学校1年生から高校卒業まで、60余名が4クラスに分かれて活動しています。高校卒業後はOBを中心に編成されているグロリア男声合唱団に入団し、活動を続けています。
指導は、OB2名を含む9名の音楽家の奉仕と協力によって行われています。
運営は、理事会・指導者会・父母の会の合議と奉仕によってなされています。
聖堂演奏会・定期演奏会・市民合唱祭などの定期的な演奏活動のほか、入団式、卒団式、合宿、黙想会、遠足、パーティー、年に数回(クリスマス・イースター)のミサや教会行事への参加等の行事があります。
1959年創立以来、鎌倉市歌レコーディングや、松本市ロザリオ少年合唱隊との交流演奏旅行など地域に根ざした活動を主体にし、1963年にはNHKテレビにレギュラー出演もしている。其後は宗教音楽を得意とする特色を生かしてバッハのマタイ受難曲では宗教音楽研究会のレギュラー協演を始め、シュッツ合唱団、東京合唱団、横浜合唱協会などと東京文化会館大ホール、神奈川県民ホール、カテドラルマリア大聖堂で協演している。1976年には長崎の浦上天主堂で原爆の日の祈念ミサにフォーレのレクイエムを歌い、その様子がNHKテレビのニュースでも報道されている。また、長崎市民ホールでのチャリティコンサートには1800名の聴衆を集め、観客とステージがひとつになるような盛り上がりに感極まって泣き出す幕切れもあり、修道女の献身的な協力のこともあって団員に忘れえぬ思い出を残した。定期演奏会、聖堂演奏会は毎年開かれるが、特に意欲的なプログラムによる少年合唱団の聖堂演奏会は日本では他に例を見ないものです。
特色
小学校から高校までの男子を規律ある団体生活の中で、合唱を通して愛と奉仕の精神を身に付けさせるべく、一貫した教育を行っています。
変声期を過ぎた少年たちは、男声パートを受け持ち、混声合唱を演奏活動の主体としている。このため年齢、学校の違いを超えて、少年たちの親しい交流が行われ、現在の学校教育では望み難い教育効果をあげてい ます。
創立以来20数年間に多数の優秀な青年たちを社会に送り出しており、鎌倉市教育委員会からも、社会教育団体として後援を受けている。
日本に数あるアマチュア合唱団の中でも少年だけで構成されたユニークな存在であり、その清潔なボーイソプラノは、教育理念の母体であるカトリシズムとあいまって独自の世界を作り出している。グレゴリオ聖歌から現代の作品まで、 幅広いレパートリーを持つが特に宗教曲の分野では、高い精神性を伴った演奏として定評があ ります。
高校卒業後はグロリア男声合唱団として、少年合唱で培われた音楽性と精神をさらに深めており、現在はまだ少数ながら、生涯続けられる団体として今後の発展が期待されてい ます。
今までの主な演奏曲目
W.A.モーツァルト:戴冠ミサ、ミサ曲ヘ長調、レクイエム
J.S.バッハ:マタイ受難曲、カンタータ147番
G.F.ヘンデル:メサイア
A.ヴィヴァルディ:グロリア ニ長調
J.ハイドン:ネルソン・ミサ
M.シャルパンティエ:テ・デウム
H.シュッツ:十字架上の七つの言葉
C.オルフ:カルミナ・ブラーナ
L.バーンスタイン:ミサ
E.グレッグソン:ミサ
M.ファリャ:アトランティダ(日本初演)
A.ディアベリ:田園ミサ(日本初演)
沿革
ヨーロッパの伝統的スタイルを守って半世紀・・・
グロリア少年合唱団は1959年、今から半世紀前ドモンティーニ神父の「なぜ日本の男の人は歌を歌わないのですか。」という言葉がきっかけで、近所の子供達を集め、鎌倉の地で発足致しました。鎌倉のカトリック雪ノ下教会に本拠を置き、ミサ曲・宗教曲を中心とした練習を週に一回行い、年に数回の演奏活動を行っています。
海外演奏旅行
2006年春 遥かなるポルトガル・スペインへ・・・
およそ五年に一度、オーケストラを伴って訪れる海外演奏旅行では、修道院に滞在し、聖地を訪ねての聖堂演奏会やミサ奉仕など、商業ベースの団体とは異なる、貴重で得がたい体験を積むことができるばかりでなく、演奏の完成度の高さは現地でも好評を得ています。
1989年のイタリア演奏旅行では、ローマ法王の謁見演奏の栄誉に預かり、また2000年にはめったに許可される事のないパリ・ノートルダム寺院でミサ奉仕を行い、温かい拍手とともに「君たちはいつ来てもよろしい。」との賞賛を博しました。
2006年春には、16世紀後半の「天正の少年使節」の足跡を辿るポルトガル・スペインへの演奏旅行を予定しています。グロリアの子どもたちとほぼ同じ年頃だった少年たちが、どんな旅をしたのか、歌の練習ばかりでなく、訪れる土地の歴史的背景についても、時間をかけて子どもたちに教えていきたいと、今その準備を進めています。1989年 イタリア
ローマ バチカン ローマ法王謁見特別演奏
聖イグナチオ教会 聖堂演奏会
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂 ミサ奉仕
アッシジ 聖フランシスコ大聖堂 聖堂演奏会1994年 カナダ
モントリオール 聖アルフォンソ教会 聖堂演奏会
ケベックシティ サンタンド・ボープレ教会ミサ奉仕・聖堂演奏会
トロント 聖パトリック教会 聖堂演奏会2000年 フランス・スペイン
ルルド サクレクール教会 聖堂演奏会
ロヨラ ロヨラ教会 聖堂演奏会
パリ ノートルダム寺院 ミサ奉仕響きのすばらしいヨーロッパの教会ならではの海外演奏録音は、CDに収められ販売しています。
また、詳細を克明に記した旅行記も併せて販売しています。