グロリア少年合唱団

古都鎌倉に歌声を響かせて半世紀

 グロリア少年合唱団は、レデンプトール修道会のドモンティーニ
神父による「なぜ日本の男の人は歌を歌わないのですか。」との問
いがきっかけで、1959年近所の子どもたちを集め、吉井継太郎
(現在名誉団長)により、鎌倉の地で発足致しました。
ヨーロッパ教会音楽の伝統的スタイルを守り、本格的宗教曲に取
り組んでいる少年合唱団は、日本では他に例を見ません。現在4歳
から18歳までおよそ100名余を擁し、ボーイソプラノだけでなく、
変声後も引き続き在籍し、テノール・バスのパートを受け持ちます。
以来、半世紀を経て、今や父子二代、グロリア二世の団員もいます。

カトリックの理念を拠所にした指導

 声楽の専門家である指導者による、カトリック教会を拠点にした
品格ある指導の下、年齢も学校も異なるいわば縦割りの集団の中で、
責任感や他人への配慮が生まれ、本格的なオーケストラを伴う演奏
活動を通じて、確かな誇りを育み、マナーや社会性が磨かれる機会
に恵まれるのは、通常の習い事と一線を画する特筆すべき点です。
 入団に際し、特別な音楽経験や信仰の有無は問いません。しかし
ながら、演奏会は言うまでもなく、ミサ奉仕や入団式、合宿などの
行事や、何にもまして日常の練習を通じ、脈々たる伝統と受け継が
れてきた指導理念を、少しでも理解して頂きたいと願っています。

本格的な演奏活動

 通常年1回の定期演奏会には、小さな子供たちも出演し、現代の
作品を取り上げたり、音楽劇もあったりと和やかな雰囲気がありま
すが、宗教曲を演奏する聖堂演奏会やコンサートホールでの特別演
奏会、年末の「メサイア」演奏会は、小学4年生以上の団員に限ら
れ、侍者服を着用し、ソリストを迎えてオーケストラ演奏にのせて
歌う、本格的な演奏会であり、海外でも高い評価を得ています。


1989年 ヴァチカン 教皇ヨハネ・パウロ2世謁見特別演奏


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